お赤飯で福を招く日
おついたち
おついたちとは?
太陽太陰暦を含む太陰暦では、 朔(新月のことをいう)を月の始まる日 「1日」とします。
月の始まりは「月立ち(つきたち)」が転じて 「ついたち」とよばれ、朔日は「ついたち」と訓読みし、「朔」だけでも「ついたち」と読むようになりました。おついたちにお赤飯をいただく風習
おついたちには本来、元旦と同じくらいの思い入れがあり、
今月もおついたちを迎えられたと言う喜びと、
月の初めにこの1カ月うまく商売が出来るようにと
願いを込める大切な日です。
古来、商家ではおついたちにはまめに働けるように豆ご飯(赤飯)と、
粗利が大きく繁盛するように「あらいめ」という
海藻を食べる習慣がありました。
この豆ご飯を食べる習慣が赤飯として、今につながっています。
伊勢神宮を初め一日に普段より早く起きて、 「朔日参り」をするならわしがあり、 無事に過ごせた1か月を感謝し、 また新しい月の無事を祈ってお参りをします。