素材
味、香りと産地
こだわり抜いた国産米
出来る限り産地に足を運び、
生産者の皆様のお話を伺い、
素材を実際に見て、触れて、味をみながら
もっともおこわに適した食材選びを行っております。
国産もち米は、
全国からおこわに適した選りすぐりのものを使用し、
・糖度(甘み)・白度(つや)
・保水率(含まれる水分の値)・整粒率(米粒の大きさ)
を常に一定にそろえるために時期ごとに精米段階から
細やかに気を配っています。
おこわ米八では年間二十種類以上のおこわを展開していきます。
おこわに合わせる具材も様々です(海・山・里の幸)。
素材の味を活かし飽きのこない最高のおこわをお楽しみいただけるよう
食材の味付けやカット方法は何度も試作を行い食材の良さを
最大限に引き出すよう工夫を加えています。
また、すべての食材を全部一度に「炊き上げる」のではなく、
段階的な「蒸しあげ」を行い、もち米が炊きあがった後に
素早く生の具材を混ぜ込むこともあります。
旬の食材をたっぷり使用し季節を感じていただけるよう
工夫しております。また季節の旬をいただくことは、美味しいだけでなく
その時期に不足しがちな栄養分も補いからだにもこころにも良いものとなります。
米八のおこわは美味しさと季節感を大切に、
皆様の笑顔と健康に貢献したいと願っております。
製法
作り手の技術と思いを
伝える味
お米の品質、混ぜる具材にあわせて、もち米と白米の比率を調整し、
最適な食感をいつでも楽しんでいただけますように工夫を重ねています。
「お米を研ぐ(とぐ)」という表現があるように、
白米は一般的にお米をこすり合わせて
研ぎ洗いを行います。
もち米は白米と比べて水分を吸収しやすく、
また水分を多く含むと割れやすくなるため、
やさしく両手でもみ洗い
「観音洗い」を行います。
洗米したてのもち米は水分をたくさん含んでいますので
すぐに蒸し器に入れるとべたついた仕上がりになります。
米八では洗ったお米は一晩冷蔵庫のなかで寝かせ、
お米の中の水分量がおこわとして蒸しあがった時に
最適になるように細かな調整を行っています。
ここで一番気をつかう一蒸し(いちむし)にはいります。
おこわ職人が絶妙な蒸し加減をみながら
食材やたれを混ぜる前の段階まで仕上げ、
この後におこなう二蒸し(にむし)の段階で
味が一粒一粒のお米に均等に入るように準備するのです。
最後に強い火力で蒸すことにより
セイロの中でもち米が立ち、
ふっくらした美味しいおこわが出来上がります。
蒸しあがったおこわを宮島(大きなおしゃもじ)で丁寧にほぐし、
おこわの余分な水分と熱を逃して店舗に並べます。
これらすべての工程を、技術を知り尽くした職人が
一店舗一店舗で丁寧に手作業でおこないますので、
米八のどの店舗でも
おいしいおこわをお召し上がりいただけます。
取り組み
守り続ける為
徹底したサイクル
素材へのこだわり、製法へのこだわり・・・
米八は「こだわり」を大事にしています。
それは、お客様に「美味しさ」をお届けすることと
「安心・安全」を、一緒に叶えたいと思うからです。
それが米八のこだわりです。
その米八のこだわりを守り、将来へつないでいくために米八では、
製品前調査→試作→製品化→製品後調査→改良
を繰り返しています。「つなぐおいしさ」を米八は大事にしています。
日本全国から集めた商品の鮮度や品質安全性を慎重に見極め高品質な商品を安定供給できる仕組みを作っています。
全店舗で米八の味を提供できるよう試作を重ね、米八の調理法に表します。
食品に表示すべき内容は、食品衛生法に定められています。命を育む食に携わる企業として、お客様に「安心・安全」をお届けするために、米八ではこの基準をもとに社内で「表示規定」を定め、法令を遵守し、運用しています。
販売前はもとより、販売開始後は何度も試食を繰り返し、外観、香り、味わい、風味、口当たりなどを総合的に確認しています。お客様からお寄せ頂くご意見にも真摯に耳を傾け、改良を加えていきます。